発明から生まれた製品・サービスの事例
バイオ発電スキンパッチBIPP®
東北大学大学院工学研究科の西澤松彦教授らは、サンアロー株式会社様との共同研究成果として、酵素によるバイオ発電の機能を搭載したスキンパッチBIPP🄬（Bio Iontophoresis Patch）の標準モデルを完成させました。このパッチの特徴は、
- 微弱電流によって薬剤や美容成分の浸透加速、しわ取り、制汗、疼痛や眼精疲労の緩和などの効果が認められる「イオントフォレシス」の発生が期待される。
- 最大電流が0.5mA/cm2未満であるため安全性が高い。
- 酵素の基質を含む溶液で発電するため外部電源が不要。
- パッチの構成要素が有機物のみで構成されているため使い捨て可能。
などが挙げられます。
現在、サンアロー株式会社様からBIPP🄬の標準モデルを購入できますので、BIPP🄬の利用が期待される医療・健康・美容・ペット・畜産・食品・農業など多岐にわたる分野の企業様（ユーザー企業様）と協力して多様な製品化を目指します（詳細はこちらをご覧ください）。
