発明から生まれた製品・サービスの事例
ボールSAWセンサ
東北大学未来科学技術共同研究センターの山中一司教授らが開発した、球上のSAWの長距離伝搬現象を利用した高速・高感度なガスセンサであるボールSAW(surface acoustic wave=弾性表面波)センサの成果を、東北大学発ベンチャー企業:ボールウェーブ株式会社様に技術移転しました。
当該ベンチャー企業は、文部科学省「大学発新産業創出拠点プロジェクト(START)」の支援の下、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社様のほか、大和企業投資株式会社様、七十七キャピタル株式会社様、SMBCベンチャーキャピタル株式会社様、みずほキャピタル株式会社様および三菱UFJキャピタル株式会社様(順不同)と凸版印刷株式会社様からの協力によって設立致しました。
当該ボールSAWセンサの適用製品は、露点-100°Cの水分を検出でき小型(直径3mm)のため製造ラインに導入できる超微量水分計や、携帯型ガスクロマトグラフ、高感度のボールSAW水素ガスセンサ等、多岐に展開可能です。
その他、ボールSAWセンサの詳細情報は、専用ホームページをぜひご覧下さい。
ボールウェーブ株式会社様は、人類社会や地球に存在するさまざまな課題"壁"を解決する世界的なビジネスピッチコンテスト「Falling Walls Venture 2017 アジア予選会」で優勝し、独国・ベルリンにおいてアジア地区代表として本選に参加致しました。詳しくは以下をご覧下さい。
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/11/news20171128-02.html