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製品化事例

発明から生まれた製品・サービスの事例

トルクセンサ/急冷噴射法によるアモルファス金属溶射技術

東北大学 網谷健児特任准教授らは、金属粉末を含んだ火炎を基材上で冷却することで密着性の高いアモルファス合金被膜が形成されることを見出し、その原理を応用した高感度・低コストな磁歪式トルクセンサの製造方法を臼井国際産業株式会社様へ技術移転し「急冷噴射法によるアモルファス金属溶射技術」の事業化に成功いたしました。

当該技術は、高耐食性、高耐摩耗性、高磁気特性を特徴とするアモルファス金属を独自の急冷噴射法により溶射することで、単独の薄板や基材への被膜として機能させるもので、
① 従来の高速溶射法と比べて原料を溶融させてから基材上に積層するため被膜の「密着性」が高い
② より安価な原料(例えば結晶質の金属粉末や粒形40μmよりも粗い金属粉末)が使用可能で「低コスト」
であることが特徴です。

また、高透磁率・高磁歪特性を持つアモルファス金属と、回転軸との密着性を高める本技術をトルクセンサの製造技術へ応用することにより、従来技術よりも「高感度」にトルク検出するトルクセンサが実現可能です。 本製品の詳細は、臼井国際産業株式会社様のホームページからお願い致します。

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