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発明案件

東北大学技術
整理番号:T04-206_T05-248

流動キャビテーションを利用した表面改質方法

気泡崩壊時に生じる衝撃力により、金属材料の疲労強度などを向上させる表面改質方法

概要

 キャビテーションとは、液体の速度の増大に伴い、圧力が低下し、液体の飽和蒸気圧まで圧力が減少した結果、液体が気泡になる現象で、特に微細気泡からなる郡列キャビテーションは大衝撃力を生じる。この現象を応用したキャビテーション・ショットレス・ピーニングは鋼球を用いる方法(ショット・ピーニング)と比較し加工面がスムースでかつ高い疲労強度が達成できる。
 水槽を用いず、低速水噴流中に高速水噴流を噴射することにより、大気中での施工も可能である。

流動キャビテーションを利用した表面改質方法

応用例

・疲労強度を向上させる加工装置
・圧縮残留応力を付与する加工装置
・動植物育成促進装置

知的財産データ

知財関連番号 : 特許第5066703号、特許第4635206号
発明者    : 祖山 均
技術キーワード: 制御、計測、機械







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