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発明案件

東北大学技術
整理番号:T06-028

軟質薄膜の物性値測定法方法

超音波を用い厚さ数μmの高分子膜の密度を測定。

概要

 本発明は、厚さが数μm程度の薄い高分子製などの軟質薄膜に対し、超音波エコーの振幅スペクトルを解析し、超音波が軟質薄膜を通過する際に生じる音響共鳴現象を利用して単体の軟質薄膜の物性値を高精度に測定する方法である。従来法では、基板上に密着した薄膜の物性値を測定することは可能であったが、単体の薄膜を測定することは困難とされていた。本測定方法では、特殊構造の治具に薄膜を保持させ、真空引きすることにより、薄膜を基板に密着させて、超音波測定時に障害となる空気層を完全に除去することにより、音響インピーダンス、密度などの物性値測定が可能となった。

軟質薄膜の物性値測定法方法

効果・応用例

●応用例
・高分子薄膜物性値測定装置
・薄膜ー溶液間の反応性評価装置

知的財産データ

知財関連番号 : 特許第4403280号
発明者    : 燈明 泰成、坂 真澄
技術キーワード: 制御、計測、機械






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