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発明案件

東北大学技術
整理番号:T09-136

体内で変形する内視鏡

患者への負担を軽減でき、かつ手術手技の精度が向上する

概要

 内視鏡下手術は、従来の開腹手術に比べて切開部分が小さく、患者への負担が少ない。しかし、体内に挿入する器具の数と外径には限りがあるため、器具の多機能化が求められている。そこで本発明では、挿入性や抜去性を確保したまま複数の機能(撮影、複数のセンサ、鉗子などの治療器具の具備など)を搭載できる内視鏡を提供する。

体内で変形する内視鏡

効果・応用例

<効果>
● 挿入・抜去時に直線形状である点、径が小さい点で、体内への出し入れが容易。また、切開部位が小さく数も少なく済む。 
● 1本に複数の機能が搭載されているため、手術時に多くの器具を必要としない。手術手技の精度向上と手術時間の短縮が期待される。
● 解像度と立体視の性能に優れた観察が可能。
<応用例>
● 腹腔、眼球、膀胱、心臓、胎児がいる子宮内、脳室、胸腔、鼻腔などの部位に適用可能

知的財産データ

知財関連番号 : WO2011/62287(日本(登録)、米国(登録))
発明者    : 芳賀 洋一、松永 忠雄、須田 伸一郎
技術キーワード: 医療機器、福祉機器






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