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発明案件

東北大学技術
整理番号:T10-126

炭素被覆メソポーラスシリカ

耐水性、耐薬品性、導電性が付与されるため、触媒、医療材料、電気化学素子などの分野で利用できる

概要

 メソポーラスシリカ(MPS)を始めとするシリカ系材料は高い光透過性を持つが、絶縁体であるため電気化学的な応用は不可能であり、耐薬品性も低い。これらの課題を解決するためにシリカ系材料に炭素を被覆することが考えられているが、今までは炭素被覆量(または担持量)が少なかった。そこで本発明ではシリカ系材料としてMPSを用い、MPSをシリル化処理および熱処理することで表面を活性化し、従来よりも5 ~10倍の炭素を被覆することに成功した。

本発明で得られる炭素被覆メソポーラスシリカ

炭素被覆メソポーラスシリカ

製造方法

炭素被覆メソポーラスシリカ

効果・応用例

<効果>
・ 耐水性、耐薬品性、導電性を有する。
<応用例>
・ 触媒、酵素担持用の担体
・ 血液浄化などの医療材料
・ 電気二重層キャパシタなどの電気化学素子
・ タッチパネルなどの透明導電膜

知的財産データ

知財関連番号 : 特許第5665127号
発明者    : 京谷 隆、干川 康人、他
技術キーワード: 材料






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