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発明案件

東北大学技術
整理番号:T11-030

全固体型リチウム二次電池

安価な有機活物質(正極)を使用し、メタルフリーで、サイクル特性改善に成功!!

概要

 リチウムイオン電池は軽量で大容量のためノートパソコンやデジカメに使われている。リチウムイオン電池のうち素材コストとして最も高価なものの一つが正極材料であると言われている。具体的には一般的 な正極材料はLiCoO2が用いられており、高価であるだけにとどまらず、資源的に埋蔵量が少ないレアメタルであり安定供給懸念といった課題がある。よって、安価で資源的に安定供給できる新規電極材料開発が盛んに行われている。
 本発明は、安価で資源的に安定供給できる新規電極材料に関し、Capacity(mAh/g)は従来の正極材料であるものと同程度/以上の180(mAh/g)以上であり、充放電の劣化が起こりにくく耐久性が良く、NiとCoを使用していない材料を使用している点が特長である。

全固体型リチウム二次電池

性能・特徴等

全固体型リチウム二次電池

応用例

・Li電池

関連文献

[1]Yuki Hanyu, Toyonari Sugimoto, Yoshiyuki Ganbe, Asuna Masuda, Itaru Honma J. Electrochem. Soc. 161 (1), A6-A9 (2014).
[2] Yuki Hanyu, Yoshiyuki Ganbe, Itaru Honma J. Power Sources 221, 186-190 (2013).

知的財産データ

知財関連番号 : 特許6028237【日本】、特許9,583,750【米国】
発明者    : 本間 格、羽生 雄毅
技術キーワード: LithiumIonBattery、QuinonicCathode、OrganicCathode







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