東北大学技術
整理番号:T12-022
金属ナノ・マイクロ突起黒体及びその製造方法
紫外~可視~赤外光を95%以上吸収可能
概要
黒体は、あらゆる光を完全に吸収できる物質であるが、光をほぼ完全に吸収できる物質としてカーボンナノチューブ(CNT)黒体が知られている。これは、紫外線から可視光、遠赤外線までの200nm-200μmの広い波長域で98%以上の光(電磁波)を吸収することができる。このカーボンナノチューブは、カメラや光学機器の遮光、赤外線吸収材や熱型赤外センサー、電子機器の冷却などに利用が可能である。しかしながら、CNTは微粉末でその製造、取り扱いに困難さが伴うといった課題があった。
本発明は、紫外光から、可視光、赤外光までの広い波長領域にわたって光を吸収可能で、かつ光の吸収方位を選択的に調整することができる金属ナノ・マイクロ突起黒体を提供する。
性能・特徴等
応用例
・カメラや光学機器の遮光
・赤外線吸収材や熱型赤外センサー
・電子機器の冷却
知的財産データ
知財関連番号 : 特許6418514
発明者 : 田中 俊一郎、千葉 雅樹
技術キーワード: 材料