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発明案件

東北大学技術
整理番号:T12-175

蓄電装置およびその電極用材料

鉛電池並のエネルギー密度を、有機物質のみで達成!安全、安価、長寿命の蓄電デバイス

概要

 安価で、希少元素や毒性のある元素を用いない安全性の高い蓄電材料を目指して、正極と負極との両方にキノン系化合物の使用が検討されてきた。しかし、キノン系化合物等を活性炭などの多孔質体に担持させても、キノン系化合物等が多孔質体から溶出してしまうため、蓄電として短寿命となる(すなわちサイクル特性が悪い)課題があった。
 本発明は、サイクル特性の課題を解決したものであり、鉛電池並のエネルギー密度を、有機物質のみで達成した事を特徴とする。

蓄電装置およびその電極用材料

性能・特徴等

蓄電装置およびその電極用材料

応用例

・スマートグリッド用の定置用蓄電池用途
・家庭用蓄電システム
・産業用分散型電源

関連文献

[1] Takaaki Tomai, Satoshi Mitani, Daiki Komatsu, Yuji Kawaguchi, Itaru Honma Sci. Rep. 4, 3591 (2014).

知的財産データ

知財関連番号 : 特許6158308【日本】、特許9,620,297【米国】、特許201480017828.6【中国】、特許1834623【韓国】
発明者    : 本間 格、三谷 諭、笘居 高明
技術キーワード: RedoxCapacitor、QuinonicCathode、OrganicCathode







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