東北大学技術
整理番号:T15-027
糖尿病性腎症の判定マーカー
フェニル硫酸塩は糖尿病性腎症発症リスクの予測因子となり得る
概要
糖尿病性腎症(DKD) は全糖尿病患者の約20~30%に発生する。糸球体濾過率(GFR) とアルブミン尿の測定のみに基づいて進行性DKDを発症するリスクのある2型糖尿病患者を同定することは困難である。
本研究では、動物実験およびU-CAREコホート研究により、硫酸フェニル(PS) が進行性DKD発症の予測因子およびリスク因子であることが示された。
DKD患者におけるPSの臨床的意義(U-CAREコホート研究)
db/dbマウスにおける腎臓組織に対するPSの影響
PSの発生と毒性の概略モデル
知的財産データ
知財関連番号 : WO2017/56498
発明者 : 阿部 高明、小川 晋、富岡 佳久
技術キーワード: 尿診断、血液診断、生活習慣病、糖尿病