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発明案件

東北大学技術
整理番号:T15-050

食べ物を飲み込む運動の非接触的定量診断装置

嚥下機能や味覚・食感の評価に有用

概要

 在宅医療・福祉・介護の現場などでは、「飲食物を誤嚥する」→「誤嚥したものが肺に入る」→「炎症を起こす」プロセスで起こる肺炎が課題となっている。本装置は、非接触でとらえた頸部表面の動きから、食べ物を飲み込む嚥下機能を定量診断する。また嚥下機能(スムーズな嚥下)の評価だけでなく味覚や食感(おいしく食べられる)の評価にも有用である。

 頸部の動画像から食べ物を飲み組む運動を非接触で測定し、得られたデータを解析することで嚥下機能や蠕動機能を評価した(図)。

嚥下・蠕動機能を非接触で定量診断できる装置(U-May)うまい

食べ物を飲み込む運動の非接触的定量診断装置

応用例

・医療介護現場における嚥下機能の診断や診断結果を利用した「見守り」システムの開発
・嚥下食などの機能性食品の開発
・ 誤嚥性肺炎の合併を伴うCovid-19等の新興感染症の診断

知的財産データ

知財関連番号 : 特許第6692110号
発明者    : 山家 智之、白石 泰之、三浦 英和、井上 雄介、山田 昭博、平 恭紀
技術キーワード: 嚥下、味覚







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