TOP > 発明案件 > T16-008

発明案件

東北大学技術
整理番号:T16-008

全方向移動を実現する走破性の高い駆動機構

シンプル機構で全方向移動を実現!凹凸不整地をあらゆる方向に走ります!!

概要

狭い空間での移動に適した全方向移動機構の発明です。

シンプルな機構で全方向に移動します
  従来:全方向移動機構は、複雑&大型
     沢山の入力を同調制御

  発明:構成要素は5つだけで、シンプル&小型
     2つの入力の回転速度の比率を変えるだけで、全方向移動を実現

段差踏破性、走破性に優れています
  踏破性:車輪半径と同じ高さの踏破を実験で確認
      ⇒屋内の敷居、カーペットを乗り越え可能

  走破性:①1つ車輪が空転しても、他の車輪で移動
      ⇒床材がバラバラ、凹凸のある屋外でも走行

        ②動力伝達に非接触ギアの磁気歯車を採用
      ⇒粉じん環境、寒暖差のある環境でも走行
      ⇒機械油を嫌う衛生環境でも運用可能

全方向移動を実現する走破性の高い駆動機構

性能・特徴等

全方向移動を実現する走破性の高い駆動機構

応用例

介護・福祉産業:全方向車いす・シニアカー
 ・集合住宅のエレベータ→細い廊下→玄関まで使える全方向シニアカー
 ・和室の敷居など、段差の多い日本家屋内でも使える屋内用モビリティ
 ・ベッドやお風呂に幅寄せしやすい、介護者を助ける全方向車いす
ファクトリーオートメーション産業:工場内の製品運搬
 ・再レイアウトが難しい工作マシン間の製品運搬で、狭隘部へのアクセス用
 ・食品、半導体、製薬工場など、衛生要求によりオイルレス必須環境での運搬
家電ロボット, ホビー, スマートモビリティなど

知的財産データ

知財関連番号 : 特願2018-522345、複数国関連出願あり  
発明者    : 多田隈 建二郎ら
技術キーワード: 制御、計測、機械






発明案件一覧に戻る

ページトップへ