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発明案件

東北大学技術
整理番号:T18-058

秘密データのスマートコントラクト取引を安全に自動実行する情報処理システム

オフラインであっても安全に購入者へのデータ提供が可能

概要

スマートコントラクトは販売者がオフラインの間は商品を受け取れない  
 秘密データの取引を実現する手段として、ブロックチェーン技術を応用したスマートコントラクトが注目されている。スマートコントラクトは二者間の直接的取引であるため、取引契約成立後に販売者自身が商品(秘密データ)を購入者に直接納品する必要がある。

秘密データ保存先の公開にはリスクがある
 販売者が秘密データをどこかのオンラインストレージに事前保存しておき、購入者が契約成立後にその保存先からダウンロード可能にする方式が考えられるが、その保存先を購入者に伝える手段が別途必要であり、もしその保存先を契約書に安易に記載したのではブロックチェーンで全ユーザに公開されてしまい、保存先の秘密データが危険に晒される問題がある。

本発明は、販売者がオフラインでも安全な取引を可能にする
 データは第1ノードから一旦ストレージノード(群)に保存され、ストレージノードから第2ノードに送信される。契約書にはデータの保存先の代わりに、購入者である第2ノードのデータ受取アドレスが記載されており、契約成立時には、ストレージノードから契約書に記載されたデータ受取アドレスにデータが送信される構成となっている。

秘密データのスマートコントラクト取引を安全に自動実行する情報処理システム

性能・特徴等

秘密データのスマートコントラクト取引を安全に自動実行する情報処理システム

知的財産データ

知財関連番号 : 特願2018-211813
発明者    : 酒井 正夫、岩崎 淳也、小泉 英介
技術キーワード: 情報・通信(ソフト)






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