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発明案件

東北大学技術
整理番号:T18-089

ウルトラキャパシタ材料およびウルトラキャパシタ

アモルファスチタニアを用いて、より大容量の蓄電が可能に

概要

 近年、高機能IT製品および電気自動車用バッテリが急速に進化し、より一層小型で大容量かつメモリ等の高機能を有するコンデンサ(キャパシタ)の需要が高まっている。このようなコンデンサとしては、固体で、健康に無害で、安価な材料が求められている。しかしながら、固体による電気二重層キャパシタはまだ使用されていない。また、アモルファスチタニアやアモルファスフッ素ポリマーの表面にナノサイズの凹凸が形成され、量子サイズ効果を利用した蓄電材料が開発されている。しかし、アモルファスチタニアを用いた蓄電 材料は蓄電容量が小さいという課題があった。
 本発明によって、アモルファスチタニアを用いた、より大容量の蓄電が可能なウルトラキャパシタ材料およびウルトラキャパシタを提供することが可能になった。
 本発明は、Tiと弁金属とを含み、表面にTiO6を主成分とするアモルファスのウルトラキャパシタ材料から成る複数の凹凸を有している。

ウルトラキャパシタ材料およびウルトラキャパシタ

効果

アモルファスチタニアを用いた個体の蓄電材料で、より大容量の蓄電が可能

応用先

・パソコンや携帯電話等のモバイル電子機器 
・電気自動車用バッテリ

知的財産データ

知財関連番号 : 特開2020-68304
発明者    : 福原 幹夫、長谷川 史彦、黒田 共之、橋田 俊之
技術キーワード: 環境、エネルギー






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