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発明案件

東北大学技術
整理番号:T19-437

光電変換装置(光レクテナ)

アンテナで光を捉え、電力として抽出  ~中・遠赤外光の電力変換が可能!~

概要

 電磁波を電力に変換するデバイスとしてアンテナとダイオードで構成されるレクテナが知られている。レクテナは、アンテナで電磁波を吸収し、それに伴って発生する電場の内部振動を、ダイオードで整流することによって光電変換を行うものである。近年では、レクテナの技術を光の周波数領域に適用した光レクテナの研究が進められており、太陽光で発電を行った結果が報告されているが、現在報告されている光レクテナは、作製が難しい、もしくは効率が低いといった課題が存在する。
   本発明では上記課題を解決するべく、金属-誘電体-金属(MIM)トンネルダイオードに特殊な構成と材料を導入し、さらに空洞共振器を応用したデバイスにより、光電変換効率を大幅に上昇させることに成功した。

性能・特徴等

光電変換装置(光レクテナ)

応用例

光電変換装置(光レクテナ)

関連文献

[1] D.Matsuura, M. Shimizu, H. Yugami, Sci.Rep.,9 (2019) 
[2] D.Matsuura, M. Shimizu, Zhen Liu, H. Yugami, Appl. Express 15 062001(2022)

知的財産データ

知財関連番号 : 特願2020-003738   
発明者    : 松浦 大輔、清水 信、湯上 浩雄
技術キーワード: レクテナ、光電変換、中 遠赤外線、エナジーハーベスト







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