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発明案件

東北大学技術
整理番号:T21-299

熱放射素子および熱輸送方法

角度選択的放射熱輸送を幅広い波長帯域で実現!

概要

 従来、角度選択的放射熱輸送を行う際、輸送されるエネルギーは微小なものとなる。角度選択的放射熱輸送を実現するためには、幅広い波長帯域で熱放射を発生させる必要があり、その波長帯域 に応じた熱放射体の材料が不可欠となる。しかし、その材料が簡単に入手できない場合、熱輸送を適用することができない。そのため、熱放射体の材料によらず、熱放射の波長帯域を細かく調整する技 術が求められている。

 本発明によって、所定の角度の熱放射を、幅広い波長帯域にて実現することが可能な熱放射素子と、その熱放射素子を用いた熱輸送方法を提供することが可能になった。本発明の熱放射素子は、 第一金属基板と、誘電体膜と、所定の間隔を空けて並んだ複数の第二金属部材を備え、第二金属部材の幅は、4μm以上50μm以下であることを特徴とする。これによって広い波長帯域にわたる熱 放射を大きなエネルギー量で実現できるようになる。

発明の詳細

熱放射素子および熱輸送方法

部材の設計により熱放射の制御を行いたい企業の方、
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応用例

・電子デバイス等の放熱技術

知的財産データ

知財関連番号 : 特開2023-130032
発明者    : 清水 信、Rihab BENLYAS、湯上 浩雄
技術キーワード: 放熱技術、熱制御







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