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発明案件

東北大学技術
整理番号:T22-111

固体イオニクス膜の室温堆積

酸化物固体イオン電池のめっきによる薄膜堆積技術

概要

 固体酸化物二次電池に使われる固体イオニクス膜を電解めっきで室温で堆積する技術を開発した。本技術により、これまで困難であった、小型の固体イオン電池を集積化することが可能になる。酸化物固体イオン電池の作製は、粉末焼結やスパッタ法を用いるものがあるが、高温プロセスを必要とするため、熱応力による剥離などが課題であった。本発明は、高温プロセスを必要とせず、固体イオニクス膜(正極膜や固体電解質)を電解めっきで堆積する技術を提供する。

 電解めっきで正極活物質や固体電解質のパターニング成膜に成功(室温成膜)した。さらに、本技術を用いてイオン固体電池を試作し、動作確認を行った(図)。

固体イオニクス膜の室温堆積

固体イオニクス膜の性能評価

固体イオニクス膜の室温堆積

応用例

・固体イオン電池 
・イオンセンサ
・イオニクスデバイス

知的財産データ

知財関連番号 : PCT/JP2022/041647 
発明者    : 小野 崇人
技術キーワード: 固体イオニクス膜、固体イオン電池、イオンセンサ、イオニクスデバイス







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