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発明案件

東北大学技術
整理番号:T24-071

医療画像の解析方法・プログラム

マスク画像の準備は不要、腫瘍自体のみに限定せず、
周辺組織との関係も解明する方法・プログラム

概要

 医療画像における腫瘍の診断には、Radiomicsという定量的な特徴量を計算する手法が用いられている。しかし、この手法では患部の輪郭を抽出したマスク画像の準備が必要となり、医師の負担が大きい。また、計算の対象はマスク画像で囲まれた範囲に限定されるため、腫瘍と周辺組織との関連性を評価できないという課題がある。
 本技術は、腫瘍周辺の組織も含む範囲を四角形で囲み、その領域の相関係数に対してFourier解析を行うことで、相関係数の推移に含まれる周波数(Image frequency)を計算する、腫瘍の画像診断方法およびプログラムに関する。
 特徴
1. 正方形で腫瘍を囲むだけでよく、マスク画像が必要ない
2. 腫瘍と周辺組織の相互関係が定量化できる
3. 計算早い(1例あたり数秒)

医療画像の解析方法・プログラム

全方向の肺結節評価イメージ(左)、良悪性の結果(右)

医療画像の解析方法・プログラム

応用例

・CT等の医療画像の解析ソフト

企業様への期待

医師の判断に依存しない客観的な腫瘍悪性度の診断ソフトを一緒に開発しませんか。右上図のような画像ビューアソフトを開発していただける企業様、ぜひご連絡ください。

知的財産データ

知財関連番号 : 特願2024-208613
発明者    : 臼崎 琢磨
技術キーワード: 医療画像、CT、腫瘍診断、悪性度







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