最先端技術

東北大学技術
整理番号:T24-089

体動情報による気分状態評価・予測モデル

双極症治療やうつ状態の早期発見に活用可能

概要

 躁状態とうつ状態を繰り返す双極症の治療においては、罹患者が自身の気分の浮き沈みを自覚し、生活が不規則にならないよう心掛けることが重要である。特に軽躁状態は疾患の寛解との区別がつきにくく、治療の中断につながる場合があるため、気分状態を正確に把握する必要性が高い。また健常者においても、うつ病や双極症の早期発見が重要であるとともに、気分変動の把握により社会生活や対人関係の改善が期待される。
 本発明は、ウェアラブルデバイスの装着により得られる活動量等の情報から、現在の気分の評価と将来の気分の予測を行うモデルに関する。本モデルを組み込んだアプリ等は、ウェアラブルデバイスを装着するだけで自身の気分状態(躁、普通、うつ)を客観的に把握可能なツールとなる。本ツールは、双極症罹患者の治療サポート、再燃予防、躁状態・うつ状態の早期発見、健常者のパフォーマンス向上など幅広い用途への活用が期待される。

体動情報による気分状態評価・予測モデル

モデル作成のための試験方法

体動情報による気分状態評価・予測モデル

応用例

・双極症罹患者向けの治療サポート・再燃予防ツール(SaMD)
・躁状態・うつ状態の早期発見ツール
・健常者向けのメンタルヘルスケアツール

関連文献

[1] Li X. et al., Calculation of approximate heart rate variability indicators based on low-resolution heart rate data provided by widely used commercially available wearable devices. Biomedical Signal Processing and Control. 112, 108579 (2026) DOI: 10.1016/j.bspc.2025.108579

知的財産データ

知財関連番号 : WO 2026/084039
発明者    : 富田 博秋、李 雪、伊藤 彰則
技術キーワード: 双極症、双極性障害、躁うつ、プログラム医療機器、デジタル治療、感情予測






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