東北大学技術
整理番号:T25-070
高周波で低損失なアモルファス軟磁性材料
従来ナノ結晶材料を凌駕する低損失・高加工性・材料汎用性
概要
軟磁性材料からなる磁心にコイルを巻回したインダクタやトランスは、データセンターの電子基板などに広く利用されている。特にアモルファス軟磁性材料は、高効率化を目的としてEV用モーター等への応用が期待されている。いずれの用途においても、鉄損(ヒステリシス損、古典渦電流損および過剰損の総和)を低減することが、電力機器の高効率化および小型化に寄与するが、高周波帯においては過剰損が支配的となるため、その低減に資する材料設計が求められる。
本発明はアモルファス軟磁性材料に簡単な処理を施し、過剰損を低減する手法である。アモルファス軟磁性材料をナノ結晶化する従来手法に比較して、高周波帯における低損失化の効果が大きく、加工性に優れ、幅広い材料種に適用可能性があることも利点である。

性能・特徴等

応用例
・モータ、トランス、リアクトル等の電磁部品における高周波駆動対応および小型化
・例えば、EV駆動モータのステータコア、データセンタ電源回路におけるトロイダルコア等の磁気部品、ドローン用ブラシレスモータのステータコア、歯科用電動ハンドピース内蔵の小型モータ・駆動回路、電気航空機向け電力変換器(コンバータ)など
知的財産データ
知財関連番号 : 特願2026-011584号
発明者 : 塚原 宙、小野 暢久、谷口 卓也、岡本 聡
技術キーワード: アモルファス、 軟磁性材料、 高周波、 低損失、 ナノ結晶化、 過剰損、 EVモータ、 高効率化、 小型化
