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発明案件

東北大学技術
整理番号:T12-102

粒径2~4µMの球状結晶を有する半凝固ダイカスト品

既存設備で、格安・高品質な半凝固ダイカストを製造可能!

概要

 従来のダイカスト成形品は全体的に表面品質が半凝固ダイカスト品に比べて良くないだけでなく、先端部分の薄肉部分(厚み0.1mm)の充填性が悪く、未充填であるなどの課題があった。また、半凝固法は既存の設備だけでは製造できなく製造コストが大となるといった課題があった。 
 本発明では、最適固相率の選定及びスリーブ内溶湯温度分布の均一化と核発生と成長の最適化を温度コントロールにより適用することにより、半凝固を既存のスリーブ内で効率良く生成させる技術であり、薄肉部においても充填可能で表面品質が良く、既存のダイカストメーカが保有する設備にて対応ができる事が最大の特長である。 【物クレーム】を取得済。

粒径2~4ΜMの球状結晶を有する半凝固ダイカスト品
粒径2~4ΜMの球状結晶を有する半凝固ダイカスト品

性能・特徴等

粒径2~4ΜMの球状結晶を有する半凝固ダイカスト品

応用例

・自動車用部品 
・携帯用部品
・精密機器部品

知的財産データ

知財関連番号 : 特許5825583(日本)、特許9,038,705(米国)、特許10,384,262(米国)
発明者    : 板村 正行、安斎 浩一、ほか
技術キーワード: ダイカスト、半凝固、鋳造







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