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発明案件

東北大学/仙台高専技術
整理番号:T17-025

高精細分光イメージングシステム

小型、高精度な分光イメージングシステムを提供物質の成分などを迅速に非破壊で画像、動画化

概要

 分光イメージングとは、ある範囲内、各位置の分光情報を取得し、その情報を画像化する技術のことをいう。分光イメージングを応して物質の分析や同定が行われているが、従来の分光イメージング装置は装置の小型化、動画対応、高精度な分析が困難という課題を有していた。
 本発明は高感度イメージセンサと高速チューナブルバンドパスフィルタを組み合わせた分光イメージング装置に関する発明であり、以下特徴を有する。
  ・ 非破壊、非接触、迅速に分光イメージングが出来る。
  ・ 小型、ポータブル、低価格な分光イメージング装置を提供できる。
  ・ 高精細な分光動画像を得ることが出来る。
  ・ 液晶に電圧を加えることで透過波長を任意に制御することが出来る。
 上記特徴を生かし、本発明は食品製造加工における食物の成分分析、異物混入検査、農業における生育、収量調査、医療分野における成分検査などに応用が可能である。

構成・応用例

高精細分光イメージングシステム

     本システムの開発、導入、応用にご興味の方、お気軽にご連絡ください

応用例

・分光イメージングカメラ、システム
・食品、農業、医療分野における物質の成分分析、同定、検査

関連文献

[1] 映像情報メディア学会技術報告 ITE Technical Report Vol.41,No.32 IST2017-51(Sep.2017)

知的財産データ

知財関連番号 : 特許第6860772号
発明者    : 須川 成利、藤掛 英夫、石鍋 隆宏、黒田 理人、若生 一広
技術キーワード: イメージング、分光イメージング、カメラ、高感度、高精度、小型化、検査、分析、画像、動画







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