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発明案件

東北大学技術
整理番号:T19-801

難焼結性遷移金属ホウ化物

低温焼結による高密度化で適用範囲を拡大!

概要

 金属極(負極)/電解質/空気極(正極)で構成される金属空気電池は、他の電池に比べて軽量であるというメリットがあり、補聴器用の電源として実用化されている。一方で、電解質との接触に起因する 金属極の劣化や、他の電池と比較して低電圧であることが課題として指摘されていた。
 本発明は、上記の課題を解決する新形態の金属空気電池に関するものである。本電池は、シート上に複数の金属極、電解質、空気極を配列し、シートを折り畳むことにより金属極/電解質/空気極の積層 体が複数形成される、「折り畳み式金属空気電池」である。シートを折り畳むことで電池として機能するため、不使用時には電解質と金属極が接触せず、劣化を防ぐことができる。また、図2は、積層体のセル数を増 やしたときの電圧の測定結果である。折り紙の要領でセルを複数積み重ねることにより、金属空気電池の低電圧性の問題も解決できる。本電池は従来課題を解決し、さらに折り畳み式という新たな形態で あることから、下記用途等での実用化が期待される

難焼結性遷移金属ホウ化物

硬度

難焼結性遷移金属ホウ化物

応用例

・切削工具
・航空機部品
・中性子遮蔽材

関連文献

[1] Yuki Jimba, Sosuke Kondo, Hao Yu, Haoran Wang, Yasuki Okuno, Ryuta Kasada, Effect of mechanically alloyed sintering aid on sinterability of TiB2

知的財産データ

知財関連番号 : 特願2022-503174
発明者    : 笠田 竜太、近藤 創介、YU HAO、陣場 優貴
技術キーワード: 材料







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